暦の上では、春です。
新年となり、早くも1か月があっという間にすぎました。
2月5日は、ニコニコ、笑顔の日、だそうです。

ESAの支援地では年が明けると新学期が始まります。進級する子たち、新たに学校に入学する子たち、それぞれにとってわくわく、ドキドキの新学期です。

(※コロナの感染状況がまた悪化しているため、バングラデシュでは2月6日から2週間、とりあえず学校を閉鎖する措置が取られています。その後は、コロナの状況次第で、延長になる可能性もあります。)

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毎年支援地から支援の必要な子どもたちの情報が送られてきます。
(上記のものは、2021年度、インドのダージリンから送られてきたものです)
子どもたちは、カメラの前で、ちょっと緊張しながらも、笑顔でポーズを取っていますが、短くまとめられたその文章を読むと、その笑顔の裏で、彼ら彼女らがおかれている境遇は様々なのだということが分かります。



ここでは、ほんの一部だけですが、ご紹介します。

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ローズちゃんは誕生日不詳。お父さんは彼女が生まれる前にどこかにいなくなり、お母さんは彼女を置き去りにして別の人と結婚してしまったのでローズちゃんは、農業をしているおじいちゃんおばあちゃんに育てられています。

ニキルくんは、6歳の時にお父さんを癌でなくしてから、お母さんと妹と、母方の家に住んでいます。お母さんはお手伝いさんとして働いていますが、生活は貧しく、栄養も十分足りているとは言えません。

プラティバちゃんは、現在7歳。2歳の時に父を亡くし、一年後にお母さんは3歳の彼女を置いて別の人と一緒になりました。そのため、彼女は3人のいとこたちと叔父と叔母の家で育てられ、かわいがってもらっていますが、自分の両親のことを忘れられません。
叔父さんはタクシー運転手として一家を支えていますが、コロナの影響で仕事も減り、4人の子どもを育てるのに足りません。




どんな境遇で生まれてきても、どこで生きていても、教育を受ける権利、学校に行って学ぶ権利、夢を見る権利は誰にでもあります。


ESAは、これまでも、これからも、そんな子どもたちの未来を応援し、自分たち自身の力で夢と希望を持って生きていけるような社会の実現をめざし、サポートしていきます。

ご一緒にサポートくださるかた、随時募集中です。

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