ダッカのコーディネーターであるシスター・ビジョヤより、
ボトムリーの出身の4名のかたにについてお手紙をいただきました。

ボトムリーホーム出身者
高校卒業後の進路

 

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2019年から2021年までの2年半に渡り、高校で学んでいたリマ、レバ、アイリーン、サミラの4人はコロナ禍で大幅に遅れていたHSC(全国共通高校卒業資格試験)に無事合格しました。卒業後は4人とも看護師になる夢を実現するために看護学校を受験しました。残念ながら国立の看護学校には競争率が高く合格できませんでしたが、アイリーンはクムディニ看護学校に、リマ、レバ、サミラの三人は新しく開校されたセントメリー看護学校に入学が決まりました。これから3年間にわたって看護師として独り立ちするための教育を受け、卒業後は奨学金返済免除の生徒は2年間、指定の病院で働くことになります。4人ともコロナ禍で様々な困難を乗り越え、将来の夢である看護師になるための勉強が始まることに胸を膨らませています。

ESAでは、小学校卒業後、4人が高校を卒業するまで、上級生支援として個人支援を行ってきました。彼女たちは、日本の皆様に心から感謝し、優れた看護師になることで恩返しをしたいと強く思っています。




新たに5人の小学校卒業生

今年は5人のボトムリーホームの卒業生が半年も遅れた中学卒業試験にのぞみ、結果をドキドキしながら待ってます。全員が合格できることをお祈りください。そしてその5人の中の3人は親類もいない孤児であり、彼らが高校に進学するために是非お力をお貸しくださいますようお願いいたします。

 

Sister Bijoya