バングラデシュ・ダッカにあるボトムリーホームの屋根補修工事にご協力をお願いします!

ボトムリーホームはダッカにある子どもの家(孤児院)です。
150人の女の子たちが生活しているホームは3年前に建て替えられましたが、食堂の老朽化が進み、雨漏りがひどく、落ち着いて食事をとることもできません。衛生面の問題もあるため、ESAでは雨季が始まる6月までに、この食堂の屋根の補修工事を至急実施することになりました。費用は45万円。しかし、資金が足りません。ただいま、この改修工事のための募金をお願いしています。ぜひご協力ください。

DSC07654DSC07639bottomley (3)

<ボトムリーホームとは?>
ホームにはバングラデシュ全土から、貧困のために家から通えない、或いは身寄りのない子どもたちが集まってきます。そのほとんどが少数民族の出身の子どもたち。ESAの支援地であるシレットの紅茶農園周辺からも多くの子どもが、このホームに連れてこられています。現在1年生から10年生までの150人が、ここで暮らしています。温かい環境で生活できることで、子どもたちは、いつも明るく歌ったり踊ったりして過ごしています。

20140909_143923 IMG_8431


ホームの隣には、ボトムリースクールという大きなカトリック系の学校が建っており、ダッカの子女たちが通っています。ホームの子どもたちもこの学校に通いますが、多くの子どもたちがこのホームに来た時は、きちんとしたベンガル語を話すことができなかったり、落ち着いて座っていることもできなかったり、とても学校の勉強についていくことができません。そこで、ESAは子どもたちの就学後の補習授業をサポートしています。子どもたちは学校が終わると、自分の洗濯や身の回りの仕事をしてから勉強に向かいます。1日4時間程の補習授業を受けています。このおかげで、今では子どもたち全員、落第することなく進学できるようになりました。
「家族もおらず、自分に何の自信もない子どもたちには、とにかく勉強をさせ、良い成績を取らせることで、自信を取り戻させなければいけません。頑張れば自分にできる!という思いが、彼女たちを成長させます。」と子どもたちを見守るシスターたちは話しています。

バングラデシュ 愛子 400 IMG_0172

生活面でも厳しくしつけられ、朝早くから掃除や食事の支度、身の回りの整理整頓を行い、さらに勉学にも励んでいます。このホームを卒業すると、子どもたちはカレッジ(日本の高校)や看護学校に通い、自立の道を切り開いていきます。厳しい家庭環境で育ち、親元で成長することができなかった子どもたちですが、ホームのシスターたちの大きな愛情に支えられて、立派に成長していきます。

バングラデシュ 愛子 462バングラデシュ 愛子 4631